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卉奏(Acru)のショルダーカメラバッグ「ボノ」を改めてレビュー

カメラバッグ沼に落ち、這い上がってきた経験を今一度まとめておきたいと思います。

なお、現在は富士フイルムのミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T20」を使用しており、一般的な一眼レフと比較すると、軽量なカメラシステムを組めていると思います。
そんな環境の中、今でも複数のカメラバッグを使い分けていて、ショルダーバッグタイプとトートバッグタイプのカメラバッグを利用しています。

現在最も使用しているカメラバッグ

卉奏(旧 Acru):ボノ

カメラバッグの基本はショルダータイプだと今でも思っています。
取り回しやすさと両手が自由になる利便性は他のタイプのカメラバッグには替え難く、使用してきた数も、他のカメラバッグに比べ圧倒的です。
そんなショルダーバッグタイプのカメラバッグの中で、現在、最も使用頻度の高いカメラバッグが「卉奏」が作成販売している「ボノ」になります。
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FUJIFILM X-T20 FUJINON XF 16mm F1.4 R WR クラシッククローム

最近、社名をAcruから卉奏に変えたばかりですので、カメラ好きの方にはAcruの方が馴染み深いかと思います。
カメラバッグ「ボノ」は、多数の種類が販売されており、私が所有しているものは初期型のボノ(ブルー・グリーン)になります。
フルレザーのカメラバッグで、バッグ自体に表情があり、使うほどに味わいが出てくるのが特徴です。
サイズはミラーレスカメラを収納するには大きすぎる程で、一般的には一眼レフの収納を対象としています。

ボノのデメリットは多数ある

まずは不都合な点から紹介します。

  • フルレザーのバッグであるため重量は決して軽くない
  • サイズは大きめでミラーレスカメラには大きすぎる
  • 純正の仕切りは高級感があるものの、実用面ではまったく役に立たない
  • 雨に弱い

デメリットはハッキリ言って多数あります。
まず、レザーバッグであるための弱みがあります。
雨等の悪天候にはどうしても弱く、濡れる事には抵抗があります。

また、傷(エイジング)も人によっては考えの分かれるところですので、取り扱いに気を使うかもしれません。

気室はこれもレザー製(製造時期によっては帆布製)の間仕切りが付属しているのですが、その固定方法に難があります。
Acru製カメラバッグ共通の「バンドで固定」する方式なのですが、この固定に”遊び”が大きいため、中でレンズが自由に動いてしまうのです。
小さいレンズ等は仕切りを越えて、隣のパーテーションに侵入してしまうこともあり、結果、レンズ同士がぶつかることもあります。
そのため私は、カメラ用のインナーソフトボックスを利用することにしています。
バッグ本来のものと、ソフトボックスの2重の衝撃吸収機構となっていますので安心感は倍増しますが、ちょっと過保護になりすぎとも言えます。

ボノのメリットはほとんどない

カメラバッグとしてみた場合、ボノのメリットはほとんどないかと思います。
ただ、唯一にして絶対のメリットが、その”フォルム”になります。
フルレザーのポストマンカメラバッグは唯一無二で、眺めているだけでご飯3杯いけます。
柔らかくコナレてきたレザーは肌当たりもよく、身体にもフィットしてくれます。
雨に弱いため手入れは欠かせませんが、ラナパー等での手入れは、楽しい時間にさえ感じられます。
この様に、ボノ或いはAcru製品が琴線に触れる様であれば、これ以上にないバッグになるはずです。

ちょっと他とは違う、レザーをふんだんに使用したカメラバッグは、これまでのカメラバッグの価値観を変えてくれる存在になるかもしれません。


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富士フイルムの色「クラシッククローム」は異常な程の力強さを感じる

FUJIFILM X-T20は様々なフィルムシュミレーションを備えており、気分で変えたり、雰囲気作りをしたいときにも積極的に使っています。
中でも「クラシッククローム」は他社のカメラでは表現が難しい独特の世界を体感できます。

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HandeVision IBELUX 40mm F/0.85

色の薄い表現ができますので、オールドレンズの写りを持つ「HandeVision IBELUX 40mm F/0.85」との相性も抜群です。
なんてことのないグラスもファインダーで除けば、完全なる自己満足の世界に浸ることが出来ます。

でも、ベルビアの鮮やかな色も食事風景には相性抜群でした。

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FUJINON XF 16mm F1.4 R WR



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「XF 50-140mm」は運動会から動物園まで幅広く対応可能

手持ちの数少ない富士フイルムのレンズの中でも、唯一のズームレンズが「FUJINON XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR」になります。
鳥等もやらないもので、換算210mm程度あれば、とりあえずどんな状況でも対応できています。

手ぶれ補正は強力で、AFスピードは速く、AF-Cでの食いつきも十分以上の性能を持ちます。
本日も、動物園での撮影も非常に快適で、周りの大型一眼レフを横目に快適な撮影をしてきました。
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動物園自体の展示方法も一昔前とは随分と様変わりし、手の届きそうなほど間近で動物たちを見ることが出来ます。
そのため、超望遠レンズ等持ち出さずとも、ドアップの撮影をすることができました。

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サル山で黄昏るサルも毛並み一本一本までキレイに写し取ることができるレンズとカメラの性能には驚かされるものがあります。

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素早いサルが動き回ろうとも、余裕で捕らえ続けるAF性能には、もはやミラーレスと一眼レフの違いなど感じることも出来ません。


魅力的な単焦点レンズが多数ある富士フイルムのレンズ群ですが、望遠側は「FUJINON XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR」で十分かと思われます。
写り自体も開放から単焦点に匹敵する素晴らしい写りですので、開放からガンガン使っていけます。


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イワタニのカセットガスたこ焼器「スーパー炎たこ」(CB-ETK-1)は、最強のたこ焼き器であった

あなたのご自宅の”たこ焼き器” どんな物をお使いですか?
私も今までは一般的な電気式のたこ焼き器を使用していました。

しかし今回、カセットボンベ式のたこ焼き器を新調しましたので、ご紹介します。
たこ焼き器の常識、変わっちゃいますよ。

イワタニのカセットガスたこ焼器「スーパー炎たこ」を購入

今回購入したのは、イワタニ社製のカセットガスたこ焼器、その名も「スーパー炎たこ」です。

この商品は、カセットコンロと同様にカセットガスボンベを使用したたこ焼き器となっており、電気式とは比べ物にならないほどのハイパワーな商品となっています。
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煩わしいコードの取り回しの必要もなく、どこでもたこ焼きパーティーを開催することが出来ます。

肝心の焼き上がりは

電気式と比べ焼き上がりが非常に速いのが最大の特徴です。
電気式は焼き上がりが非常に遅く、食べるスピードに追いつかいことがよくあるかと思います。
その点、ガス式のたこ焼き器は焼き上がりが速いため、焼き上がりから食べ終わるまでに既に次のたこ焼きが焼き上がっている状態となります。
また、パワーが有るためなのか、焼き上がるたこ焼きの大きさも電気式と比べて一回りほど大きく、食べごたえのあるたこ焼きを焼くことができます。
肝心の味も電気式よりも美味しく感じられます。
外はカリカリで中はとろりと、まるでCMかの様な表現の味に感動を覚えるでしょう。
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たこ焼き器はガス式一択!電気式を選ぶ必要はまったくない

安価な電気式のたこ焼き器も多数販売されていますが、間違いなくガス火式の「スーパー炎たこ」をオススメします。
ご家庭でのたこ焼き作りはもちろん、皆でワイワイとたこ焼きパーティーまでこなす素晴らしいたこ焼き器です。
手入れも鉄板部分がそのまま外れますので、汚れも気にせずガンガン使えます。
デメリットがまったく見当たりませんので、電気式を選ぶ理由は1つも見当たりません。


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マニュアルフォーカスレンズのススメ

カメラを本格的な趣味として十数年楽しんでいるのですが、ここ数年のデジカメの進化には驚かされるものがあります。

一昔前は所謂プロ機でしか撮影できなかった場面も、安価なミラーレスカメラでさえ撮影可能になりました。

カメラを選ぶ基準が、より趣味嗜好によるものとなったので、私も安価で必要十分な富士フイルムの”FUJIFILM X-T20”を使用しています。

 

しかし、カメラの進化とは対象的にレンズは物理的な制約がある以上、驚くほどの進化を見ることはできません。

便利でキレイに撮れるレンズは数多く販売されていますが、大きさや価格に性能が並ぶことには変わりありません。

 

私が富士フイルムのカメラを使う理由は、そのレンズが非常に魅力的であるからです。

#xf56は抜群の色気がありますし、#xf16は日常のあらゆるスナップに欠かすことができません。

#xf50-140は動体撮影の要で、各種イベント事には必ず持ち出すレンズです。

これらのレンズのためだけに富士フイルムを使っているのですが、それ以上に手放せないレンズが一本あります。それは、#ibelux40mmf085です。

 

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富士フイルム純正のレンズでもなく、ましてやマニュアルフォーカス専用レンズです。

焦点距離の割にまったく寄ることもできず、絞り開放ではピントの芯を探すこともできないほどユルユルの描写性能です。

また、レンズ本体の重量も非常に重く、#xf50-140と同程度の大きさ、重さです。

 

この一見していいところのないレンズですが、一度カメラに装着し、ファインダーを覗き込むと、そこには唯一無二の世界が広がるのです。

 

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レンズのコーティングも弱く、レンズに光源を入れると途端に破綻してしまいます。

ただ、現代レンズでは決して表現できない”味”として捉えると、途端に最高のレンズに化けだします。

撮って出しでこの様な画像をはき出すカメラとレンズの組み合わせは、なかなかないのではないでしょうか。

 

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