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カメラバッグnadowaのVélo(ヴェロ)をレビュー!軽量大容量なショルダーバッグの決定版!

ショルダータイプのカメラバッグを好んで使っていますので、同じようなカメラバッグを複数所有しています。
先日もAcru アオイロのボノをレビューしましたが、今回はnadowaナドワのveloヴェロの使用感等をレビューしていきます。
軽くてシンプルなカメラバッグをお探しの方にはオススメできますよ!
同じ志のバッグであるDOMKEユーザーは必ず気にいるはずです!


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カメラを持ち運べるトートバッグがない!から作ったのがnadowa


フォトグラファー二人組が、自分達の探していたバッグが見つからないから作ってしまったのが、nadowaのカメラバッグです。
8号帆布1枚の薄いこのバッグには、衝撃には弱く、雨にも弱く、一見してカメラバッグとしての機能は持ち合わせていません。
ただ、底部の板でバッグの形を維持し、取り外し可能なインナーボックスにカメラやレンズを収納することで、見事カメラバッグに変身完了です。
この最低限の機能しかない所は、どこかDOMKEのカメラバッグに通じる所があります。
そのDOMKEをさらに突き詰めた形がnadowaになります。
私もDOMKEユーザーですが、ドンケが好きな方にもオススメのカメラバッグです。

すっきりシンプルな超軽量カメラバッグ


外観は非常にシンプルなものです。何の飾りもないばかりではなく、素材も8号帆布のみという潔さです。
他の素材を一切使わないバッグは初めてですが、とても機能的だと感じられました。
ストラップを接続するプラスチックも、フラップを止める金属やチャックさえありません。あるのは8号帆布を組み合わせた布だけ。
帆布素材のみの利点として最たる点は、丸洗いができるところです。バッグを洗濯機で丸洗いすることはあまりありません。
いつどれだけ汚れても良いというのは、カメラバッグの取り回しにも関わってきますので、ありがたい点です。
見た目にもとてもシンプルな、一色使い。
いや〜、実に潔いカメラバッグです。

見た目以上の収納力とショルダーバッグなのにトートバッグの使い心地


見た目はカメラバッグとしては小ぶりですが、収納力は中々侮れません。
付属の収納ボックスは中仕切りが1枚付属しており、レンズ付きカメラと、交換レンズをもう1つ持ち運ぶことができます。
また、バッグ正面にはポケットが3つあり、スマホ等を入れておくのに最適でしょう。
と、普通に使うだけならこれで終わりなのですが、まだまだ荷物を入れることができます。それは、バッグ本体と収納ボックスの間を活用することです。
正面と背面の隙間には、モバイルノートやタブレット等の薄いものがすんなりと収納できます。
私の場合はMacBook Air11インチの定位置となっています。
サイドの隙間には500㎖のペットボトルや水筒を入れることができます。
特にペットボトルを入れる場合、カメラやレンズに触れることなく収納できますので、水滴の心配をせずにペットボトルを持ち運ぶことができます。
そして、最大の特徴が、トートバッグの用に入口に蓋がない事です。
中の荷物をすぐに出し入れすることができますので、撮りたいと思った瞬間にカメラを取り出すことができます。
このことがカメラを持ち歩く上で最も重要なことだと思っていますし、それに向いたカメラバッグを探し続けていたところでした。
トートバッグのようなショルダーバッグ。nadowaのヴェロは貴重なカメラバッグです。

ミラーレスカメラ等の小さいカメラを持ち運ぶなら、付属の仕切りでは足りないかも


nadowa Véloには緩衝材とパーテーションを兼ねたインナーケースが付属しています。
高さもレンズ付きの一眼レフカメラを十分に飲み込むほどありますので、他にインナーケースを用意する必要はないでしょう。
ただ、ミラーレスカメラなど、小形のカメラを持ち運ぶ際には一枚しか付属していないパーテーションではうまく内部が仕切れません。
その際は、別にインナーケースを用意するか、手持ちのパーテーションを流用するのがいいと思います。
私はニコンのFLX トートバッグを持っていますので、そのパーテーションを流用し、計3枚のパーテーションで内部を分けています。

こうすれば、レンズ付のミラーレスカメラを中央に収納し、小さい2つの部屋にはそれぞれ交換レンズを、さらに大きい部屋には財布や携帯電話を入れることができます。さらに、インナーケースとバッグの間にはペットボトルや水筒が入りますし、正面の3つのポケットにも小物を収納することができます。
このように、小形のカメラを使おうと思っている方はパーテーションの追加をオススメします。とても便利に使えますよ。

バッグの材質が帆布だけだから、極小サイズに折りたためる!


内部のインナーケースを取り外せば、バッグ自体は帆布素材だけですので、これほど小さくたたむことができます。
さらに、インナーケース自体もマジックテープを取り外しフラットにすれば、同じ程度のサイズに小さくすることができます。
カメラバッグとして持ち運んでいる場合だと、あまり折りたたむ機会はないかと思いますが、予備のバッグとして持ち運ぶことも出来ますので、その利用価値は大です。

DOMKEユーザーはぜひ一度手にとって欲しいカメラバッグが、このnadowaヴェロ


DOMKEのカメラバッグとの共通点を多く感じられるカメラバッグに仕上がっています。
最低限の緩衝材で軽く仕上げ、体にフィットするフォルムで重さを感じにくい、まさにジムドンケの思想そのものを更にミニマム化して具現した商品になっています。ほんとに軽いです。
カメラバッグを選ぶ基準が「軽さ」である方にはベストなカメラバッグです。
なんかもう、言い方は悪いですけど「自分で作れそう…。」っていうくらいシンプルです。
こだわりのあるカメラバッグになるほど、色々な素材を使い構造が複雑になることで、便利なことと引き換えに重量が増していってしまいます。
そんな中、あえて8号帆布のみで作られたnadowaは最大級の軽さを提供してくれました。
さらに、多少重いものを入れても、決まった形の無いバッグですから、体に見事にフィットしてくれ、肩から腰全体で支えられます。

シンプルなフォルムとデザイン、帆布素材に抵抗がなければ一度使ってみることをオススメします。ドハマリすること間違いありません。
ただ、帆布を用意して同じようなバッグを作ってしまう…のが一番の正解かも知れませんが。


以上、『カメラバッグnadowaのVélo(ヴェロ)をレビュー!軽量大容量なショルダーバッグの決定版!』でした。