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ダンヒル(dunhill)の万年筆を偶然入手 金ニブの素晴らしい書き味でトラベラーズノートの常駐ペンとなる

トラベラーズノートを利用するようになり、筆記具として”万年筆”を利用するようになりました。
とはいえ、万年筆を趣味にすることはせず、安価な鉄ペンを数本入手し愛用してきました。

そんな万年筆を使い始めたある日、自宅のダンボールの中から金色に光る万年筆が出てきました。
ペン先に”よくわからないメーカーの名前”と”585”の数字、キャップの根本にGERMANYの刻印。

時代は便利で、数少ないキーワードだけでもこの万年筆が”dunhill”のものだと判明しました。
また、奇しくも手元にない金ニブの万年筆だったのです。


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ダンヒルの万年筆(Dunhill Dress QIS422)を入手

ダンヒルの万年筆は高級品だった

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ダンボールの奥底から現れた万年筆は”ダンヒル”のものだということがわかりました。
さらによく調べてみると”Dunhill Dress QIS422”というモデルで、1970年〜90年代まで発売されていたものだということがわかりました。
さらに当時、定価49,000円だったという驚きの事実です。
また、ペン芯やペン先は”モンブランのノブレスと同様”ということまでわかりました。
当時のノブレスの価格は3万円前後だったようですので、ダンヒルのネームバリューを含めた価格設定だったようです。
なお、今現在も中古相場は1万円前後であることもわかりました。

モンブラン製の金ニブを入手してまず行ったことは洗浄

入手経緯もよくわからない万年筆ですので、もちろん使用経緯もよくわかりません。
キャップを開けニブを確認してみるとインク汚れが確認でき、本体を外してみると短いカートリッジが装着されていました。
ペン先に力を込め、紙に書き込んでみましたが、もちろんインクが出ることはありませんでした。
そこで、全てのパーツを分解し、ガラス瓶の中の水につけ、洗浄を試みました。
瓶の中の水はあっという間に青く染まり、ブルー系のインクが使われていることが分かりました。
その後、半日ほど浸け置き、さらに半日ほど乾燥させ、分解洗浄は終了です。

ペリカン製のコンバーターが利用可能

せっかくの高級万年筆ですので、恒常的に利用したいと考え、コンバーターでの利用を考慮しました。
ただ、古い万年筆ですので、どのコンバーターに対応しているかの情報があまりなく、”モンブラン製”であることからモンブランを基準に考えることにしました。
モンブランの万年筆に対応するコンバーターは”欧州規格”であり、メーカーが違えども利用可能な共通規格になっています。
欧州規格のコンバーターとして”ペリカン製のコンバーター”を持っていたため、物は試しと付けてみた所、少しゆるい感じはしましたが無事に装着することができました。
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その後、同じくペリカンのボトルインク”ブルーブラック”を吸引し、ダンヒルの万年筆が使える状態となりました。
 

初めての金ニブ体験は感動的で官能的

ようやくダンヒルの万年筆が使える状態となりました。
初めての金ニブ体験は…あまり良くありませんでした。
というのも、長期間利用されていなかったためか当初はインクフローがとても悪く、かすれる状態が続きました。
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しかし、ノートに書き続けるとどんどんインクフローが良くなり、柔らかいニブから生まれる潤沢な書き心地に一気に魅了されていきました。

ニブが怖いくらいに良くしなり、ヌルヌルとインクが溢れるように出てきます。
ペン先への力を調整することで、細い文字から太い文字まで自由に書き上げることができます。

ただ、一般的な外国製万年筆と同様で、ニブ自体は太字ですので、細字を書き続けることは難しい点があります。
私の場合、多少の太さはありますが、今は単純に書き味が楽しいこともあり、トラベラーズノートにも気にせず利用しています。

まとめ

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思わぬカタチで入手した金ニブの万年筆”ダンヒル”を記事にしてみました。
高級万年筆は購入予定がありませんでしたので、まさに棚からぼた餅ならぬ、ダンボールから万年筆でした。
鉄ニブとはまったく違う「ザ・万年筆!」という書き味に、本物を見た気がします。
長年無造作に保管されていたものですので、本体や細部には汚れや傷、ヘコミ等もありますが、むしろ気にせず使い倒せて嬉しいくらいです。
普段使いの金ニブ万年筆として、これからは第一線で活躍してもらおうと思います。

以上、『ダンヒルdunhill)の万年筆を偶然入手 金ニブの素晴らしい書き味でトラベラーズノートの常駐ペンとなる』でした。