皆さん、家庭菜園好きですよね。そうですよね。
私も好きです。
そんな中で、今年はお米のとぎ汁を液肥として利用することを画策してみましたので記事にしてみます。
お米のとぎ汁を液肥として利用するには発酵させる必要がある
お米のとぎ汁はそのまま利用しても立派な肥料としての作用があります。
それは、お米の周りに付着しているヌカ部分に窒素、リン、カリウム等のミネラル成分が含まれており、その成分が溶け込んでいるのがとぎ汁だからです。
それらの成分は、植物の発育にも有効であるため、お米のとぎ汁はそのままでも肥料になると言われています。
さらに、お米のとぎ汁を発酵させることによって、含まれる乳酸菌を培養し、その乳酸菌で土壌の常在菌から改善させていくという効果まで追加されるというのです。
これは楽しくなってきました。
我が家の畑は超粘土質
家庭菜園を始めるに辺り、我が家の畑の説明をしなければなりません。
我が家の畑は酷い粘土質の土で、さらに大小多量の石が混入しているという非常に条件の悪い土壌になります。それは、雑草も生えないほどの土壌です。
広さは家庭菜園としては広めの面積がありますので、土の入れ替え等はコストに見合いません。
この5年ほど、耕うん、緑肥、籾殻等、様々方法を試してきた結果、今では雑草ボーボーで、トマト・きゅうり・えだまめは作付できるほどになりました。
ただ、根物野菜や葉物野菜はまともに収穫できず、これからも土壌改善が必要となっています。
とぎ汁乳酸菌の作り方
大雑把な作り方は「米のとぎ汁をペットボトルに入れて蓋をし、ガス抜きと撹拌をしながら1週間程度保存。その際の適温は30〜40度。」
というのものです。
作り方について色々と調べてみたところ、色々な作り方があり興味深いところです。
全てに共通していることは、”濃いとぎ汁”を使用することにあります。ですので、無洗米は適用外かと。
色々な作り方は以下の様なものです。
- とぎ汁+砂糖+塩(どうやらこれが基本のよう)
- とぎ汁+砂糖+塩+牛乳
- とぎ汁+砂糖+塩+ヨーグルト
- とぎ汁+砂糖+塩+納豆1,2粒
- とぎ汁のみ!
と色々あります。
と、ここまで調べて実際に作ってみて気がついたことがありました。
とぎ汁…必要か?
米ぬか乳酸菌生活、始めました
とぎ汁乳酸菌を作る際、お米に付着しているヌカが必要になるわけです。
であれば、米ぬかを直接使用すれば、わざわざとぎ汁を集める必要も無いわけです。
幸いにして我が家には米ぬかのストックがあり、直ぐに実践で試すことが出来ました。
現在ペットボトル7本で、乳酸菌を育成中
調べられた作成方法の中で、比較のために色々と作ってみています。
ハッキリ言うと、どれでも作れます。
ただ、色々と混ぜたほうが速く発酵が進むようで、とぎ汁オンリーのものと比べ、砂糖入りのモノのほうが、ペットボトルがパンパンになり、発酵が進んでいるのがよくわかります。
また、米ぬかオンリーのものはやはりヌカの成分が多いせいか、とぎ汁よりも簡単に発酵が進んでいるようです。