先日は「dodocool ソーラーバッテリーチャージャー 4200mAh」をレビューしてみました。
同じくdodocoolの10000mAhバージョンのソーラーチャージャーも同時に購入してみましたので、こちらの商品のレビューもしてみたいと思います。
「dodocool 2ポートソーラーチャージー 折り畳み式 10000mAh」ハッキリ行って使えます!
外観レビュー!開封の儀
まずは外観のレビューから。
元箱の様子
先日の4200mAhのバッテリーと同様にダンボール製のシンプルな元箱になっています。
無駄を徹底的に省いたプロダクツに共感するところです。
裏面も同じく諸元が書かれています。
大きく分厚い説明書を同封するくらいならこの程度で十分です。
製品の様子
中のパッケージングの様子も同様で、緩衝材を必要としないようにきっちりと収まっています。
ここに無駄な隙間を作ってしまうと、緩衝材や箱の形に工夫が必要となってくるので、すなわちコストアップにつながってしまいます。
実に合理的です。
本体と同封品
内容物はソーラーチャージャー本体とmicroUSB、それから簡易な説明書になっています。
小さな乾燥剤に気配りを感じます。
本体外観
肝心のソーラーパネル部分です。
同様のソーラーチャージャーの製品は今やたくさん発売されており、それらの製品と比較すると小さなソーラーパネルになります。
商品の説明には、
12Wの多結晶シリコンソーラー電池パネルから構築され、最大の変換効率は22%までです。
とあります。
発電容量や変換効率はもっと優れた商品があるのでしょうが、この商品の最大の利点はバッテリーを内蔵しているということですので、この点はまったく気になりません。
内蔵バッテリー、充電部分
こちらの袋状になっている部分がスマホ等に充電する場合に使用するUSB端子部分です。
ジッパー使用の袋状になっていますので、スマホを入れたまま充電することも出来ますし、普段は充電ケーブルを収納しておくことが可能です。
ちなみに内蔵バッテリーはどこに入っているかわかりませんでした。
おそらくモバイルバッテリーのようにどっしりしたものが入っているのではなく、薄い形のものが入っていると思われます。
将来的に内蔵のモバイルバッテリーがヘタってきた時を考えると、交換できるような構造であればベストな商品となるでしょう。
バッテリー残量表示、パワーボタン
USB端子部分にはバッテリー残量表示のLEDが4段階で表示されます。
またこのLEDは発電時に点滅もするようになっています。
さらに、この端子部分の反対側には赤色のLEDも付いており、そちらでも発電状態を確認することが可能です。
ただ、この残量表示を確認するためには、袋状の収納部分を開く必要があるため、残量を確認する際には袋を開きっぱなしにするか、都度開ける必要があります。
この表示部分だけを表面の見やすい位置に移動してくれればもっと見やすくなると思います。
パワーボタンに関しては、充電時以外にボタンを押すとバッテリー残量が表示されるのとともに、スマホ等への充電スイッチにもなっています。
ですので、USB端子にスマホを接続しても自動的に充電が開始されるわけではなくて、このパワーボタンを押してあげる必要があります。
ソーラーチャージャーにバッテリーが内蔵されているとこんなに便利
このdodocoolのソーラーチャージャー最大の特徴が10000mAhのバッテリーを内蔵しているということです。
バッテリー内蔵のソーラーチャージャーはあまりなく(ない?)、これだけでdodocoolを購入してもいいでしょう。
バッテリーを内蔵している、ただそれだけで購入する価値があります。
考えてみてください。バッテリーを内蔵していないソーラーチャージャーを使う場合、どのように使うでしょう。
のどちらかになると思います。
1の選択肢が一番現実的だと思いますが、この場合モバイルバッテリーを別に用意する必要があるのです。
単純なコストアップに繋がると思いませんか。
2の選択肢はちょっと考えづらいと思います。
なぜなら太陽光にあてて充電している間はそのスマホが使いづらい為です。
スマホを使うためにソーラーチャージャーの近くにいなければなりません。
仮にリュック等に固定してソーラーチャージャーを持ち歩く場合を想定するのであれば問題ありませんが、そのような機会はあまりないと思います。
ですので、発電中に放置されることの多いソーラーチャージャーと頻繁に使うスマホは相性が悪いのです。
これらの点から、太陽の当たる場所に放置しておけるdodocoolのソーラーチャージャーは実に理にかなっていると思います。
私は朝から晩まで太陽の当たる場所に放置したこの商品で、スマホの充電をする生活を送っています。
最大の弱点もバッテリーが内蔵されているということ
バッテリーが内蔵されている利点を書いてきましたが、それがそのまま欠点にもなります。
先程も記載しましたがバッテリーのヘタリです。
バッテリーというものは必ず劣化し、いずれは使えなくなってしまいます。
さらに、太陽光充電は電圧が安定しないためバッテリーへの影響は決していいものと言えず、また、太陽光にさらされるとバッテリーが熱を帯びますので、この点もバッテリーへは悪影響となります。
これらの点から、バッテリー内蔵が必ずしもメリットだけとも言えないのです。
肝心の充電効率は
これは必要十分な性能だと思います。
晴天時には、一日屋外に放置して10000mAhの半分程度は充電してくれます。
スマホ一台を維持するには十分な電力を確保することができます。
もちろん、太陽次第の充電効率になりますので、これ一台で他のモバイルバッテリーが必要ないということにはなりません。
その点では、この商品も予備としての使い方が望ましいでしょう。
まとめ
バッテリーが内蔵されている点が最大の特徴であるdodocoolのソーラーチャージャーを紹介してみました。
メリット・デメリットがあるのは当たり前ですが、なんといっても太陽が出てくると嬉しくなる感覚を味わえたのはこの商品のおかげです。
何も考えず太陽に向けて設置しておくだけで充電してくれますので、気軽に使える点はとても良いと思います。
別のモバイルバッテリー等を準備する必要もありませんので、この商品単体でソーラーチャージャーとして使い始められる点は優れたところでしょう。
製品自体の作りもしっかりしたもので、ソーラーパネルや本体部分にも不安におもう所はありません。
「何も考えず、気がついたら充電されている」ことがこれほど面白いこととは思いませんでした。
そんなわけで、今日もせっせと発電してくれている頼もしいソーラーチャージャーです。
5,000円という価格はちょっと高いと感じるかもしれませんが、たまに行われるセールやクーポンの情報もあるようですので、興味を持たれた方はそれらを見逃さずに突撃してみてください!
以上、『dodocool 2ポートソーラーチャージー 折り畳み式 10000mAhをレビュー!バッテリー内蔵のソーラーチャージャーは本当に便利!!』でした。