自宅でコーヒー豆を挽き、エアロプレスでコーヒーを淹れる生活を続けています。
コーヒーは豆の状態で購入し、自宅で手挽きミル(HARIO セラミックコーヒーミル・スケルトン)で引いていたのですが、一日に数回も豆を挽いていると本の僅かな気持ちでも”面倒だなぁ…”と思うことがないわけではありませんでした。
コーヒーを飲みたいのに、豆を挽くのが面倒では本末転倒ということで、電動コーヒーミルを検討し始めました。
結果、Bodumの電動コーヒーグラインダー”BISTRO”を購入しましたので、購入経緯と商品の紹介を兼ねたレビューをしてみたいと思います。
Bodumの電動コーヒーミルBISTRO
コーヒーミルは挽き歯の違いで味わいに相当な違いが出てくるのですが、今回その点は省略させてもらいます。
安価なコーヒーミルに採用されているプロペラ式の電動ミルは購入対象から外しました。
最低でもカット式のミルを購入することにして検討したところ、やはりというかカリタのナイスカットミル(現行機種はナイスカットG)が最終的な購入候補となりました。
何よりも”味”に関する評価が群を抜いて高く、また10年は余裕で使える耐久性も長い目で見れば価格面でのデメリットもなくなります。
ただ、最大の欠点として「細挽きに対応していない」点が挙げられます。
普段、エアロプレスを利用しコーヒーを淹れているため、細挽きでコーヒーを淹れる機会があるのです。
このことから、自動的にナイスカットミルは購入対象から外れることになり、極細挽きに対応している「デロンギ」のコーヒーミルが第一候補となりました。
デロンギの電動コーヒーミルは味の評価も高く、価格も比較的安価で素晴らしいミルなのですが、静電気がひどく発生しやすいという欠点から購入に踏み切れませんでした。
そこで、デロンギよりも味では若干劣り、極細挽きはできないものの、細挽きに対応し、静電気の発生が最小限で、価格もこなれているという”いい感じの落としどころ”でもあるボダムの電動コーヒーミルを購入することにしました。
Bodumのビストロを写真で細かく紹介
- パッケージ
商品のパッケージ自体はとてもシンプルなものです。
各カラーに対応できるよう、いろいろな色の商品写真が掲載されています。
- 商品の梱包状態
箱から取り出すと、電動ミル本体とホッパーがお目見えします。
他に説明書とボダム商品のパンフレットが同封されています。
また、コンセント部分にもカバーがしてあり、商品へのこだわりが感じられました。
- 正面
ようやくミルの紹介です。
今回購入したのは「オフホワイト」という色です。
若干ベージュ掛かった落ち着いた白です。
主張が強すぎない素敵な色だと思います。
Bodumのロゴも嫌味がなく、個人的にはかっこいい配置だと思います。
メインスイッチは正面についており、ONにするとLEDも点灯するため、消し忘れの心配も少ないでしょう。
- 背面
背面側にもしっかりとロゴがついています。
- 歯
挽き歯はホッパーを取り付けないとむき出しの状態です。
そのため外歯をすぐに取り外すことができ、清掃がとても簡単に行うことができます。
このとおり。
- 底面
底は電源コードを束ねることができるようになっていますので、余分なコードがダラダラすることがありません。
地味ですがよく考えられていると思います。
また、そのコードを通す切れ目もありますので、本体がコードで持ち上がってしまうこともありません。
- タイマー
豆を挽く時間を設定するダイヤルです。
実際に使用するまでは”あまり意味がないのでは・・・”と思っていたのですが、コレほど便利な機能はありませんでした。
ホッパーに豆を投入し、スイッチを入れるとこのタイマーで設定した時間で自動的に停止するため、豆を引いている時間に別の作業をすることができるのです。
具体的には、冷凍庫から取り出した豆をホッパーに入れミルのスイッチを入れ、豆が惹かれている間に冷凍庫に豆をしまうという一連の流れが途切れることなくできました。
- ホッパー
豆を入れるホッパーをミル本体に取り付けたところです。
ホッパーの大きさは本体に似合わないほど巨大ですので、豆をこぼす心配は全くありません。
あまりおすすめはできませんが、ホッパー部分に豆をためておくこともできますので、大容量でも無駄にはならないのでしょうか。
- 調整ダイヤル
挽き目を調整することができるダイヤル部分です。
とはいえ、ホッパーを回転させることで挽き目を変えるというものですので、特別なダイヤルがあるわけではありませんが。
わかりやすいように画が描かれており、フレンチプレスに対応した粗挽きから、エスプレッソに対応した細挽きまで無段階に変更することが可能です。
細挽きに対応した電動ミルを探していましたので、この点は最も重要視した点です。
- 粉受け
粉を受ける容器がガラス製となっていますので、静電気の発生を最小限に抑えることができます。
プラスチック容器に比べると圧倒的にくっつかないので、面倒が減ることはまちがいありません。
毎日使うものですので、この点はもっとアピールすべき点ではないでしょうか。
蓋はゴム製ですので若干の付着はありますが、ポンポンと叩いてあげればほとんどの粉は落ちてしまいます。
- 排出部
粉の排出部分は今では当たり前の下向きです。
素直に粉が落下してくるため気になるほどの粉の付着はなさそうです。
実際にコーヒーを挽いてみる
実際に豆を挽き、コーヒーを飲んでみたところ、手挽きミルとくらべスッキリとした味わいに感じられました。
雑味の少ないという表現が正しいでしょうか。
本当に美味しいコーヒーに変身したという印象です。
今後、ダイヤルによる挽き目の違い等もレビューしていきたいと思います。