音を楽しむのが
KZ ZAX
ならば
音を感じるのが
KZ ASX
だ
そんな「KZ ASX」のレビューをしていきたいと思います。
でも、ZAXを買っておけば幸せですよっと。
KZ ASXレビュー
初日のファーストインプレッションから数日聴き慣らしてみましたので、レビューしていきたいと思います。
仕様
製品名:KZ ASX
ドライバ構成:10BA
インピーダンス:20Ω
感度:106dB
再生周波数帯域:10-40000Hz
付属品
黒箱(製品名プレート)
銀メッキケーブル
(新型?)透明イヤーピース3サイズ
音質
視聴環境
PC - Sabaj D5 - 8core cable - KZ ASX(final Eタイプ CLEAR)
上記視聴環境が今のメインです。
なお、ステムが他のイヤホンと比べ、細く、より耳の内部側に配置されているので、私の場合はイヤーピースは1サイズ小さいものがフィットしました。
そのうえでの感想は、「音の分離と定位に優れた艶のある良い音」といったところです。
開封直後、箱出し状態で視聴した際はとても籠った音で「これは失敗したか」と思いました。
その後、1時間で終わるエージングサイトにお邪魔、エージング後に再度視聴してみると籠った音はなくなり、定位のはっきりした音が顔を出し始めました。
ただ、ZAX等の解像感たっぷりの音と比べると、ごく薄いのですが一枚ベールがかかったような印象はあります。これは多ドライバーならではの現象らしく、仕方がないところではありますが、聴き疲れしない利点でもあります。(その点ZAXは多ドラなのにすごいですね。。。)エージングで変わるのかな。
そうなんです、ファーストインプレッションでは聴き疲れを感じていたのですが、その後数日聴き慣らしてみると、実に聴き疲れのしないまったりとした音に変化しています。
解像感たっぷりではなく、少し角の取れた音であるため、このような印象になったのだと思います。
音の印象は一言でフラット
低音は主張しすぎず、でもしっかり聴こえる、ガンガンはこない
高音はまったく刺さらず、こちらもしっかり、どこまでもキレイ
中音域のボーカルは少しへこむ印象、ボーカル以外の音がそれぞれ独立して聴こえるためこのように感じるのか
ZAXでは意識していなかった音に気付かされることが多々、それほど一つ一つの音源が独立してしっかりと聴こえる
装着感
サイズが大きく、はっきりと耳の凹凸に形作られているため個人差が非常に大きいと思います。
私は正直ジャストフィットとはならず、いまだにポジションを探しているところです。
ただ、イヤーピースをサイズダウンさせることは必須だと思います。
総評
はっきりくっきりしたZAXの音色は素晴らしく、万人におすすめできるイヤホンですが、私個人的にはASXの音は大変気に入りました。
いつまで聴いてていられる、聴いていたいそんな音を鳴らすASXです。
音質的にZAXよりも気に入りました。
でも、サイズ感や視聴環境、価格的にもZAX買えば間違いなしだと思いますよという評価はかわらないですね。
ビルドクオリティーもこんなですし、、、ね。