実に評価が低いですよね
うーん
そう、こいつ
小難しいイヤホンなんです
うまくハマらないと実力を出せない不遇なイヤホンでした。
イヤーピースがほぼ専用品
私を含めASXを買う人って
「もうすでにイヤホンが好きな人」だと思います。
そんなわけで、お気に入りのイヤーピースも持っていると思います。
わたしも、メインは「final Eタイプ CLEAR」を使用していますので、ASXにも何の迷いもなく装着し視聴していました。
ただ、ステムが耳の内部に配置されるため、ワンサイズ小さいイヤーピースで対応していたところです。
しかし、音質自体には満足していたのですが、どうにも耳への収まりが悪く、全然フィットしませんでした。
なんせ、長時間の使用で耳が痛くなるんですよね。。。
そんな時、ふとASXの商品画像を見ていると、付属イヤーピースの独特のデザインが目についたわけです。
開口部の広さもそうですが、ステムに装着した時の様子が全然違うのです。
このように…
このように付属イヤーピースはステムのフィルターギリギリの高さしかありません。
一般的なイヤーピースは右のfinalのもののように、ステムのフィルターから高さがあります。
つまり、付属イヤーピースだと耳の奥にステムを配置することができるわけです。
付属イヤーピース以外だと耳の奥に差し込むことができず、どうしても耳にフィットしません。
ものすごく鼓膜にダイレクトアタックですが…。
一般的なイヤーピースは、「耳に蓋をすることで低音を逃さない」
そのため耳の穴に合ったサイズを探すわけですが、ASXは少し違うアプローチだったようです。
音質
今回もDACは「Sabaj D5」
ケーブルはNICEHCKの混合線です。
純正イヤーピースを使用しないでレビューをしてしまったことは失態です。
大変申し訳ありませんでした。
とはいえ、純正イヤーピースも3種類のサイズが入っており、私は中間のサイズのみフィットする状況でした。
大きいサイズのイヤーピースも耳には収まるのですが、スカスカの音になってしまうという不思議な状態となりました。
そのため、純正イヤーピースといえども、サイズが合わない人には全く高音質を体感できないという、これまた小難しいイヤホンなのです。
ちなみに、ジャストフィットした中間サイズのイヤーピースで改めて音を聞いてみると、、、うーん、素晴らしい。
前回のレビューでは、薄いベールがかかったような音だったのですが、そのベールは見事に剥がれました。
全体的に実にスッキリとした音で、ボーカルからその他の音源まではっきりくっきり聞くことができます。
これはいつまでも聞いていられますね。
レビュー記事を書くたびに、書いたイヤホンがメインになるという不毛。
おそらく、耳のエージングが進むんでしょうね。