更新は滞っていましたが、イヤホン生活は続けていました。
ただ、そろそろ沼の脱出かとも思い始めています。
それは、ダルマオーディオと出会ってしまったためです。
思えば、「KZ ZST-X」から入門した中華イヤホンの世界ですが、現在に至るまで様々なイヤホンを購入してきました。
ダルマオーディオのイヤホンはこれまでに
・T-500Pro
・T-500(中古入手)
・HATSU-Pro
・T-1000
・イーサリアル
・CP-86A
・セレスティアル
と購入してきましたが、いずれも魅力的な音質なため、他社のイヤホンを手放すには十分なものでした。
特に、今ではイーサリアルとセレスティアルの二つのイヤホンばかりを使うようになっています。
イーサリアルは、ボーカル中心の澄み渡った音質であるため、まさにボーカルが聴きたい気分の時にはベストなイヤホンだと感じています。
対するセレスティアルは中高音を中心とした音質に加え、非常に解像感が高く、キレのいい音質を聴かせてくれます。
特に素晴らしいのは1DDの特性でもある音のつながりが完璧で、音が洪水のように押し寄せるのにそれぞれの音を全く邪魔せず、作成側が意図した音をそのままに聞き取れることです。
まさに、イーサリアルの順当進化を感じさせてくれる音質です。
ただ、両機とも、低音は抑え気味ですので、所謂ドンシャリ好きの方には物足りない音質かもしれません。
そんな中、思いがけないことがきっかけとなり、私の手元にはもう一機のセレスティアルがあります。
こちらは、一般販売の六花コラボセレスティアルとはフィルターが違うものになります。
フィルターのみが違うこのセレスティアルですが、音質は全く別物になります。
中高音が中心のセレスティアルの音質に加え、低音までもが増強され、全体の解像感までもが増したモデルとなっています。
所謂「一般受けする音質」に近づいています。
ただ前述の通り、解像感も増しているため非常にキレがよく、多数の音が協調されることとなり、全体的に一段上の音質に感じられます。
フィルター一つでここまで音質が変化するとは驚きです。
通常版の販売が迫っているセレスティアルですが、こちらの音質にチューニングしているようですので、発売後に機会があればぜひ聞いてみてほしいところです。
ということで、自分にはベストなイヤホンを見つけてしまったため、今までの様にいろいろなイヤホンに手を出すことはなくなると思います。
それほどの衝撃を受けた「セレスティアル」でした。