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防湿庫が寿命を迎えたので、湿度計とモバイルドライで代用する

2014年に購入した防湿庫ですが、最近湿度調整ができなくなってしまいました。

というのも、購入した防湿庫の調湿方法が「ペルチェ素子」を使用したものであったため、どうやら寿命を迎えた様でした。

安価な防湿庫はペルチェ素子を使用したものが多く、私が購入したものもまさにそれでした。

今考えれば、多少高くとも「乾燥剤方式」を使用した防湿庫を買うべきでしたが、今となっては後の祭りです。

 

とはいえ、「箱」自体はほぼ永久的に劣化はしませんので、なんとか生かすべき方法を模索し、できるだけ足掻いてみることにしたというわけです。

 

その結果、「Switch Bot 温湿度計」と「東洋リビング モバイルドライ」の2点を購入しました。

 

スイッチボットの温湿度計は離れた場所からでもスマホのアプリで温度と湿度を確認することができる優れものです。

自宅の防湿庫の設置場所は少し離れた部屋に設置しているため、スマホと連携できない湿度計では、その都度確認に行かなくてはなりません。

その点、この温湿度計であれば、スマホでいつでも湿度の確認ができるというわけです。

 

また、その特徴以上に優れている点は、その湿度計の正確さです。

4秒毎に測定される湿度は、安価な湿度計のそれとは全く異なる信頼感で、不満が全くありません。

 

その湿度計に組み合わせる相棒が、こちら東洋リビングのモバイルドライです。

高級な防湿庫を取り扱う東洋リビングですが、こんなに便利な商品を発売している会社でもあるのですね。

 

コンセントに刺すだけで再利用可能な除湿剤は、高効率で経済的です。

 

これら、温湿度計とモバイルドライを防湿庫に入れておくだけで、簡易的ではありますが、壊れた防湿庫を再利用することができる様になりました。

 

半年程度使用してみましたが、結果としては全く問題ありませんでした。

100リットルクラスの防湿庫に使用しているのですが、30〜40%程度の湿度を10日〜20日程度は維持してくれています。

もちろん、開け閉めの頻度、居住地域、季節にもよるので誰にでも当てはまるものではありませんが、私の用途では新たに防湿庫を購入する必要は無くなりました。

 

今回、除湿ユニットが故障した防湿庫を再生利用する目的で、スイッチボットの温湿度計と東洋リビングのモバイルドライを導入しました。

結果としては、大満足の結果となったわけですが、これから新規に防湿庫の導入を検討されている方も多いかと思います。

自動で全て管理してくれる防湿庫ももちろんいいのですが、設置スペースの問題や、導入コストもかかりますので、まずはお手軽なモバイルドライという選択肢もアリだと今回の購入で気がつきました。

 

でも、今何も機材がないのであれば、「乾燥剤方式」の防湿庫をおすすめしますけどね。