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調べたことをまとめ、買ったものをレビューする日常的ブログ

PENTAX Qをフルサイズミラーレス全盛の時代に購入したからレビューする

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PENTAX Q 01 STANDARD PRIME (8.5mm F1.9)

フルサイズミラーレスが普及し始めた今日このごろ、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。

 

さて、私、フルサイズとは真逆の極小センサーであるPENTAX Qを今更ながら購入していました。

購入から半月ほどが経過しましたので、レビューしておこうと思います。

 

 

第一印象はやはり圧倒的な小ささです。

カメラ本体でいえば、同程度のサイズの物もありますが、レンズまで含めたシステム全体のスモール感はお見事と言う他ありません。

私の場合、本体と手持ちのレンズ4本(01 02 03 06)を持ち出したところで、ペットボトル1本程度の重量しかありません。

今日はどのレンズを持ち出そうか…と考える必要もなく、全てのレンズを毎日持ち歩くことができます。

 

また、ちゃんとデジイチ感があるとこも素晴らしい点です。

手のひらサイズにも関わらず、物理ボタンもしっかりと備わっており、操作に関して不便に感じる点はほとんどありません。

レンズシャッターのおかげか、シャッターフィーリングも素晴らしく、撮影することがとても楽しいカメラです。

マグネシウムボディは質感も高く、所有欲も十二分に満たしてくれます。

 

レンズ構成もマクロレンズを除けば不自由なく楽しむことができます。

特に、望遠の強みを活かした「06」レンズは、サイズ感からは信じられない画角のため、未だに新鮮な気持ちで撮影することができています。

 

もちろん不満点がないわけではありません。

ボケ味が簡単に表現できないことはもちろん、動体撮影が不可能な点です。

動体撮影が必要な方は、積極的に選択する必要はないでしょう。

 

日常生活に寄り添うカメラであるPENTAX Qは、常にカメラを持ち歩く方にはベストな選択肢だと思います。

カメラが好きでも「カメラを取り出すのが面倒だな…」と一度でも思ったことがある人は一度手にしてみることをオススメします。

 

安いですしね。

持ち歩かないという選択肢がなくなるデジカメ「PENTAX Q」の可能性

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PENTAX Q 06 TELEPHOTO ZOOM (15mm-45mm F2.8)

Qマウントの中でも必須とも言えるレンズが「06 TELEPHOTO ZOOM」でしょう。

35mm換算で83-249mm(Q Q10時)F2.8と、いわゆる大三元望遠ズームレンズであるにも関わらず、重さはわずか90gという異次元のスペックです。

 

もちろん写りやボケ味は比較にもなりませんが、この画角のレンズを重さを一切気にすることなく持ち歩ける利点は計り知れません。

PENTAX Q(初代)を今だから購入

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PENTAX Q 06 TELEPHOTO ZOOM

手元に残してあったNIKON 1 S2を使用し、スモールフォーマットの可能性を感じていたところです。

今回、レンズ交換式デジカメ最小フォーマットであるQマウントの「PENTAX Q」を導入しました。

 

01 STANDARD PRIME

02 STANDARD ZOOM

03 FISH-EYE

06 TELEPHOTO ZOOM

4本のレンズを同時に購入し…完成です。

 

大きく重いカメラとレンズで最高の写真を追いかけることは少しお休みです。

写真を趣味にして十数年、写真の意味を考え直すきっかけになりました。

スモールフォーマットの可能性

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NIKON 1 S2 / FT1 TAMRON SP AF 90mm F/2.5 (52E)

 趣味のカメラも一周し始め、スマホの台頭で写真に対する価値観も変わってしまいました。

スモールフォーマットであるNIKON 1システムを久しぶりに使ってみて、その軽快性の意味を考えさせられました。

 

次に狙うはペンタックスQシステム

意外と本気です。

1枚の価値

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α6400 TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (A036)

フィルムカメラは12枚、24枚、36枚を大切に。

デジタルカメラが普及してきたときは、わずか16MBのスマートメディアで1コマ/秒を大切に。

今は、無限のカメラに撮られた写真で溢れかえっている。

 

1枚の写真の価値を見失いつつあった私は、また写真が撮りたくなった。