フルサイズミラーレスが普及し始めた今日このごろ、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。
さて、私、フルサイズとは真逆の極小センサーであるPENTAX Qを今更ながら購入していました。
購入から半月ほどが経過しましたので、レビューしておこうと思います。
第一印象はやはり圧倒的な小ささです。
カメラ本体でいえば、同程度のサイズの物もありますが、レンズまで含めたシステム全体のスモール感はお見事と言う他ありません。
私の場合、本体と手持ちのレンズ4本(01 02 03 06)を持ち出したところで、ペットボトル1本程度の重量しかありません。
今日はどのレンズを持ち出そうか…と考える必要もなく、全てのレンズを毎日持ち歩くことができます。
また、ちゃんとデジイチ感があるとこも素晴らしい点です。
手のひらサイズにも関わらず、物理ボタンもしっかりと備わっており、操作に関して不便に感じる点はほとんどありません。
レンズシャッターのおかげか、シャッターフィーリングも素晴らしく、撮影することがとても楽しいカメラです。
マグネシウムボディは質感も高く、所有欲も十二分に満たしてくれます。
レンズ構成もマクロレンズを除けば不自由なく楽しむことができます。
特に、望遠の強みを活かした「06」レンズは、サイズ感からは信じられない画角のため、未だに新鮮な気持ちで撮影することができています。
もちろん不満点がないわけではありません。
ボケ味が簡単に表現できないことはもちろん、動体撮影が不可能な点です。
動体撮影が必要な方は、積極的に選択する必要はないでしょう。
日常生活に寄り添うカメラであるPENTAX Qは、常にカメラを持ち歩く方にはベストな選択肢だと思います。
カメラが好きでも「カメラを取り出すのが面倒だな…」と一度でも思ったことがある人は一度手にしてみることをオススメします。
安いですしね。