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iPad Proのキーボード問題は「PCとして使うかどうか」次第

iPad Proを PCとして使わないのであれば、逆パカ可能な純正キーボード「Smart Keyboard Folio」が最適解です。

逆パカできる、それだけで十分な選択肢になると思います。

 

ということで、iPad Proを購入すると必ずと言って良いほど「キーボードはどうするか」という問題に直面するかと思います。

Bluetoothまで含めると無数の選択肢があるキーボードですが、持ち運びや接続の手間を考えると、smart connectorで接続できる製品が便利だと思います。

また、個人的にはiPadはペンシルとの親和性が高いため、ペンシル中心での運用が最適だと思っているので、ペンシルの利用を中心としたキーボードであるべきだと思っています。

 

このように考えていくと

folioが良い!

というよりは、

folioしかない;;

というネガティブな選択になってしまうのですが、それでもfolioが最適解だと思っています。

 

 

実際、1ヶ月ほど使ってみた感想を書いていきたいと思います。

なお、JISキーボードになります。

見た目よりも使い勝手重視のJISキーボードはよきです。

 

smart Keyboard folioの1ヶ月使用レビュー

使い勝手は絶妙の一言です。

最高ではなく、絶妙です。

ケースとキーボードの融合がちょうどよく、これ以上でも以下でも振り方を間違えると、使い勝手の悪い商品になっていたと思います。

 

ケースの品質は別として、iPadの前後をしっかりと守ってくれますし、キーボードがあるにも関わらず、全く大柄にもなりません。

また、安価な汎用ケースとは違い、マグネットでしっかりと前後ともに固定されるため、ケースが緩む等もありません。このように前後がしっかりとしたケースは珍しいので、純粋なケースとして見るだけでも価値があります。

ただ、表面に関しては値段なりの高級感は全くなく、傷や汚れが非常に目立つ割に清掃も難しいという、良い点が全くないのが残念なところです。将来的に加水分解もあり得そうな質感です。うーん。

 

キーボードは一見すると使いづらそうな印象を受けますが、しっかりとしたキータッチで、一般的なノートパソコンのキーボードよりも押し心地が良いとさえ感じます。

実際、今回のブログ記事も全てfolioで打ち込みをしていますが、とても快適です。MacBook Airのキーボードも好みですが、folioのキーボードもいつまでも打ち続けたいと思えるほどです。

ただ、個人差はあるかと思いますので、試し打ちができるのであれば、購入前にしたいところではあります。

JISキーボードに関しては、確かに見た目はUSキーボードに敵いませんが、言語切り替えが容易ですので、個人的にはJISがおすすめです。普段からUSを使っていれば、もちろんUSがいいとは思います。

 

重量に関しては12.9インチは元から重いことと、ある程度机でどっしりと構えた用途で使うことが多いので、folioとの組み合わせで重量増となっても気になることはありませんでした。

その点11インチとの組み合わせでは、モバイル用途での利用も増えることから、初めからキーボードを使わないという選択肢の方が軽快に使えるでしょう。

 

価格に関しては、新品で購入すると考えると一気にお勧めできなくなります。

明らかに高いですよね。

もちろん、それ以上に本体が高いので、高い本体に組み合わせるキーボードとしては安いのかもしれませんが、冷静にキーボードとして見ると高いです。

その価格なりの質感があればまだ良いのですが、傷にも弱いため、すぐにボロボロになることが目に見えています。

正直、新品での購入はお勧めできません。

 

と、ここまで快適なfolioについて買いてきましたが、iPadをPCの様に使いたいのであれば、もちろん「MagicKeyboard」を選択するのが、最も賢い選択だと思います。こちらも高いですけどね。

 

 

 

中古購入のsmart Keyboard folioを掃除してみる

iPad Proは中古で購入したものですが、folioも中古で購入したものになります。

(程度ははっきり言って悪い方でしたが、圧倒的な安さで入手することができました。12.9インチ3代目のものは本当に投げ売り状態です。購入したのは2k円台ですから。価格から考えると、まっっっっっったく、1mmも文句ありません。)

 

購入した中古品は、動作は全く問題ありませんでしたが、汚れがひどく、特にキーボード部分の細かい汚れが目につきましたので、どれくらいきれいになるかも含め、掃除してみることにしました。

なお、アップルの公式サイトにiPadやキーボード等の清掃方法についての記載があります。今回清掃したfolioについても記載がありますが、エタノール等の使用は推奨されていませんので、あくまでも自己責任でお願いします。ただ、キーボード部分は水にも強い素材なので全く問題ないと思いますが。

 

上の写真が購入後にアルコールを含ませた布で念入りに拭き取った後の状態です。

全体的に汚れは取れましたが、キー周辺の細かい汚れは全く落ちる気配がありませんでした。

そんな時は綿棒の登場です。

 

上の写真は、乾いた綿棒でキー周りを中心に掃除した状態です。

これだけでも思ったよりもきれいになりました。

写真では肉眼で見る以上に明るく、近く写っているため汚れが目立ちますが、正直この状態で使い続けても何ら問題ないほどになりました。

 

綿棒にエタノールを染み込ませ、キー周辺を中心に掃除しました。

見違えてきれいになったのが実感できます。

既に購入時の汚れは全く実感できません。

この汚れのせいで価格が抑えられていたのだとしたら、実にもったいないところです。

 

エタノール綿棒は1回でも十分にきれいになりましたが、せっかくなのでもう一度掃除しておきました。

もう十分です。はっきりときれいになったことが実感できます。

正直、購入時の汚れでは人前で使うのが憚られる状態でしたが、これだけきれいになれば問題なさそうです。

 

全ての作業時間も10分ほどで終えることができましたので、今後も汚れが気になった時に、気軽に作業できそうです。

気分的にも衛生的にも、簡単な作業ですので、folioを使用中の方で、汚れが気になってきた方は是非とも掃除することをお勧めします。綿棒と消毒液は、今やどの家庭でもあるでしょうし。

 

smart Keyboard folio まとめ

ということで、中古購入のfolioですが、非常に満足度が高く使うことができています。

中古購入に抵抗がない方は、是非とも検討してみてください。

機種によっては、普通のケースとそれほど変わらない価格で入手することもできるかもしれません。

キーボードとしての完成度も、さすが純正品といったところですので、その点を重視する方にもお勧めです。

ダルマオーディオ「セレスティアル」レビュー

入手からずいぶんと時間がかかりましたが「ダルマオーディオ セレスティアル」のレビューをしてみたいと思います。

T-500とT-500Proの経験から、ダルマオーディオの製品はコラボモデルの音が非常に良いため、期待も込めての購入だったのですが、まさに期待とおりでした。

 

 

ダルマオーディオ セレスティアル レビュー

視聴環境

 

視聴環境が以前から変化しています。

アンプを導入し、DACをワンランク下げています。

 

・イヤーピースは「final Eタイプ CLEAR

 イヤーピースも様々試しましたが、音質と装着感を考慮したところ、こちらのものが今の自分に合っています。

 

・ケーブルは「Daruma Audio 燦爛-SANRAN-」3.5mm アンバランス接続

 全音域を変に強調することなく高めてくれるケーブル。素直な音質と、ケーブル自体の軽さから、長時間の視聴にも適しています。

 

DACに「LOXJIE D10

 Sabaj D5の導入で眠っていましたが、TOPPING L30との組み合わせで見事復活を果たしました。

 

・ヘッドフォンアンプは「TOPPING L30

 新たにアンプを導入しました。といっても、昨年の8月から稼働していました。DACのLOXJIE D10と組み合わせると、これまで使っていたSabaj D5単体よりも明らかに「良い音」を体感できました。

 

・音源は「YouTube

 誰でも同じ音質で聞けるように、視聴時は必ずコレ。

 

ということで、「PC → LOXJIE D10 → TOPPING L30 → 燦爛 → セレスティアル」での視聴環境です。

 

音質

私は基本的にエージングで音質は変わると思っています。

それは、イヤホン本体の音質変化はもちろんのこと、人間の耳や意識のエージングも進むという意味で、です。

今回は、意識的なエージングはしていませんが、通常使用で勝手にエージングはある程度進んでいると思います。

 

手持ちのイヤホンとの比較になりますが、一言でいうと「イーサリアルを寒色寄りに味付けし、解像感を増したもの」「Believeの良さをそのままに粗さを削り取り、ブラッシュアップしたもの」というのが感想です。

 

Believeは「圧倒的な高音の清涼感で、定位はやや不明確だが、どこまでも広がる音場の広さが魅力」です。

対して、セレスティアルは「高音域は凄まじい精鋭感にも関わらず破綻せず、澄み渡るボーカルが高音域と同居する。」といったところです。

 

これまではBelieveが高音最強イヤホンと思っていましたが、個人的にはセレスティアルの方が断然好みです。

Believeは「Believeの音」があるので、こちらも大好きですけれど。

 

ボーカルの中音域は鋭い高音域に引けを取らず、主役としてしっかりと前に位置します。

息遣いまではっきりと表現されます。

ボーカル用のイヤホンとしても断然おススメです。

 

中高音が特徴的なイヤホンのためか、低音域は控えめです。ドンシャリ好きにはあまりお勧めできません。

 

 

評価

箱出しでは高音中心の寒色系イヤホンでしたが、エージングにより全域がパワフルな楽しいイヤホンに見事に化けました。

販売価格(約5,000円)を考えると破格の音質かと思います。

 

 

 

高音:☆☆☆☆☆+(5+)

中音:☆☆☆☆☆+(5+)

低音:☆☆☆   (3)

音場:☆☆☆   (3)

定位:☆☆☆☆  (4)

 

評価:☆☆☆☆☆+(5+)

 

好み:☆☆☆☆☆

コスパ:☆☆☆

おススメ:☆☆☆☆☆

 

 

以下は個人的な評価の比較です。

 

メーカー 機種名 高音 中音 低音 定位 音場 評価 コスパ おすすめ
KBEAR BELIEVE 5+ 4 3 2 5 5+ 5 ☆☆☆
ダルマオーディオ イーサリアル 5 5 4 3 4 5 3 ☆☆
ダルマオーディオ セレスティアル 5+ 5+ 3 3 4 5+ 3 ☆☆☆

 

なお、フィルター変更バージョンは、

中音5

低音4

音場5

と、音質の違いを楽しむことができます。

発売が迫っている一般販売用のセレスティアルは、フィルター交換バージョンの音質に調整されているようですので、六花モデル所有者も音の違いを楽しめそうです。

 

 

 

 

 

ダルマオーディオのイヤホンと共に増える交換ケーブルを簡易レビュー

ダルマオーディオのイヤホンに見せられて交流するうちに、ケーブルも自然と増えていきました。

自分でも把握できていない面がありましたので、自己整理の意味も込めて見ていきます。

使用しているケーブルを集めてみると、これだけの数がありました。

燦爛が2つあることに気がついていないとい失態。

 

入手時期は左上から右下の順番だった気がします。

T-500Pro付属ケーブルはその名のとおり。

燦爛と骚はT-500のセットで入手。

骚IIはT-1000

2本目の燦爛は訳ありセレスティアルのセット

福袋ケーブルはその名のとおり。

最後のケーブルは、一般販売されるセレスティアルの付属ケーブル候補だそうで、詳細は不明です。

 

いずれも甲乙付け難く、というよりも、正直全てのケーブルの特徴を明確にできるほどの耳を持ち合わせておらず、詳細なレビューができないのが残念です。

今回は簡易レビューしたいと思います。

 

T-500Pro付属ケーブル

一見頼りないケーブルです。だからこそ、他のケーブルとの音質比較に使用するほど、ダルマオーディオの基準ケーブルだと勝手に位置付けているケーブルです。

どの音域も強調せず、ちょっと低域は痩せますが十分な表現をしてくれます。

 

 

燦爛

軽くて取り回しが良いのに、肝心な音質にも妥協の無いケーブルです。

全音域をフラットに持ち上げてくれ、元々のイヤホンの特性を素直に表現してくれるケーブルです。

1番利用頻度が高いケーブルでもあります。

 

 

骚IIとともにインパクト抜群な色をしたケーブル。その外観のとおり特徴的な音の振り方を見せてくれます。

こちらの骚はボーカル域を中心とした味付けに加え、高音域も強化してくれるケーブルになります。

 

 

骚II

骚IIは無印と違い、明らかな高音域の強化をしてくれるケーブルです。高音の刺さりがあるイヤホンとの組み合わせは注意が必要です。

 

 

福袋ケーブル

見た目も鮮やかな福袋限定ケーブルです。これまでの入手してきたダルマオーディオのケーブルの中で、明らかに最も音質の良いケーブルだと思います。

燦爛よりも一段上の音質で、解像感が上がることによるキレの良さで一音一音がはっきりとし、見えていなかった音を見つけることができるほどです。

 

 

一般販売セレスティアル付属候補

詳細は不明ですが、現在販売されているコスパシリーズと同じケーブルかもしれません。若干色が違うようにも見えますが。02の方なのかな。

こちらも明らかな特徴のあるケーブルではありませんが、中高音を高めてくれるケーブルです。

基本的にダルマオーディオの ケーブルはイヤホンの特性をそのまま増強することが多いので、セレスティアルに付属となれば他のケーブルを買い増しする必要無いかと思います。

 

 

今回紹介したものの他にも、イーサリアルやセレスティアルに付属しているケーブルもありますが、まだ使っていなかったりします。

イヤホンと同様にケーブルもダルマオーディオのみで十分満足しているのが、今の中華イヤホン趣味の現状でもあります。

ダルマ沼オソロシヤ

 

卉奏(旧Acru)の名刺入れをカードケースとして使い続けている話

Acruはカメラバッグ以外も素晴らしい

カメラ好きには有名なバッグメーカーの「Acru」

私もこれまでにいくつかのカメラバッグを購入させていただいています。

カメラバッグはもちろん素敵な商品ばかりなのですが、その他の小物も一切の妥協なく作られている商品になります。

中でも、購入からバッグ以上に使い続けているのが、この名刺入れになります。

とはいえ名刺を入れて使うことはせず、カードケースとしてつかっています。

仕分けがしやすい

前後にそれぞれ収納が分かれていて、使い分けが簡単にできます。

 

フルレザーですのでずいぶんと傷んできており、糸のほつれもでてきましたが、まだまだ大切に使っていきたいと思います。

中々難しいでしょうが、新たにこのような商品が発売されれば購入したいところです。