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OLYMPUS OM-D E-M1に”SIGMA 30mm F1.4 DC DN”を購入したのでファーストレビューする

E-M1を再導入することになり、個人的な最高峰レンズ”NOKTON 42.5mm F0.95”も再導入したのですが、明るいオートフォーカスレンズもないと何かと不便だということで、パナソニック製の「LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4」を検討していました。

ところが、マイクロフォーサーズマウントのレンズを検索していると、シグマから「SIGMA 30mm F1.4 DC DN [Contemporary]」が発売されていることを知りました。
F値が2.8のArtラインが発売されていることは知っていましたが、こちらのレンズの発売は見逃していたのです。
ニコンマウントを利用している中でもシグマレンズの写りの良さは実感していましたので、一気に購入候補となりました。
今日はそんなお話です。


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SIGMA 30mm F1.4 DC DN [Contemporary]のレビュー

購入経緯

すっかり購入対象がシグマに傾いていたある日、価格やアマゾン等で新品を、マップカメラ等で中古品を探していたのですが、ふと”ヨドバシ.com”を見てみると驚くような値段で販売されていました。
なんと”2万円台前半+10%ポイント”という、現在の最安値から1万円近くも安く販売されていたのです。
見つけた瞬間にあわてて注文をし、無事に手に入れることができましたが、その数時間後には販売終了となってしまいました。
こうして、タイミングと運に恵まれ、無事に明るいAFレンズをゲットすることが出来ました。
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SIGMA 30mm F1.4 DC DN [Contemporary]とは

このシグマ製の新型レンズは”DC”と”DN”という2つのフォーマットに対応したレンズとして発売されています。
具体的にはソニーを始めとするEマウント向けの”DC”と、オリンパスパナソニックマイクロフォーサーズマウント向けの”DN”に対応したレンズとなっています。
Eマウントでは35mm換算”45mmのレンズ”として、マイクロフォーサーズマウントでは35mm換算”60mmのレンズ”として利用出来ます。

60mmという画角は実に中途半端で、日常の記録用としては長く、ポトレ用としては短く、なかなか使い勝手が難しくもあります。
ただ、マイクロフォーサーズマウントのF値1.4のレンズはこの”SIGMA 30mm F1.4 DC DN [Contemporary]”と、パナライカの12mm/25mmの計3本しかなく、とても貴重なレンズとなっています。
数少ないハイスピードレンズの中でも破格の値段のレンズとなっており、”おさえのAFレンズ”としてはとても助かります。

描写性能は価格からは考えられないほど優秀

SIGMA 30mm F1.4 DC DNの写りは、開放では少しユルさが見られるレンズで、シグマ特有の寒色系の写りをするレンズとなっています。
最近のArtラインに代表されるシグマレンズの写りとは少し違い、”開放からカリカリ”とはいかないようです。
これは、このレンズの開発がソフトによる補正を前提とし、小型軽量を目的としていることからくるもので、小さなミラーレス用のレンズとしては英断だったと思います。
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このように開放F値では若干のユルさはありますが、それはあくまでも等倍鑑賞レベルでの話であり、実写レベルでは何の問題もなく単焦点らしい写りを見せてくれます。並のズームレンズとは比較にならない写りを見せてくれますのでご安心を。
また、1段絞れば急速に像は安定し、2段から3段絞れば完璧な解像感を見せてくれます。

ボケ味も流石に単焦点レンズですので素直で綺麗なボケを見せてくれます。
若干前ボケはうるさくなりがちですが、そこは後ボケとのトレードオフでもありますので仕方ないところでしょうか。

最短撮影距離は30cmで、換算60mmのレンズとしては十分以上に寄れるレンズとなっています。
ただ、現在所有しているレンズが共にハーフマクロ級に寄れるレンズですので、物足りないと感じてしまうのが正直なところです。
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逆光性能も決して高いものではなく、”画面に直接光源を入れても破綻しない”様なこともなく、基本的な光源対策は必要となってきます。
ただ、オールドレンズのような気難しさはありませんので、価格からは考えられないほどの性能は持ち合わせています。

AFはほぼ無音で、実にスムーズに動作します。
また、ピント精度もE-M1ということもありますが実に正確で、社外品をつかっているという不安感はまったくありません。

大きさはAPS-C対応の為大きいと言われるが、十分小型軽量

ソニーEマウント対応ということで、本来的にはマイクロフォーサーズマウント専用レンズではありません。
ですので、ムダに大きいという点は否めず、専用設計であればと悔やまれるところです。
しかし、大きいとはいっても、一眼レフ用のレンズとは比べ物にならず、個人的にはF値1.4のレンズでここまで小さく軽くできることに驚いたほどです。

外観も値段からは考えらないほどの高級感

あくまでも安価なレンズですので、外装もプラスチック製です。
しかし、同社の高級レンズ群と同様の塗装がされており、見た目の高級感はなかなかのものです。
見た目と裏腹にとても軽いレンズですので、どこにでも気軽に持ち運べる点はとてもありがたいものです。
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マウントはしっかりと金属製で安心感があります。
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フードもしっかりと付属、しかも専用品

レンズフードもきちんと付属しています。
最近はオプションとなっていることも多い中、この価格で標準装備とはお見事です。
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また、このレンズ用の専用レンズフードであり、所有感も満たされる作りとなっています。
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まとめ

シグマが真面目に、しかも軽量安価に作り上げたコンテンポラリーラインのハイスピードレンズがこの”SIGMA 30mm F1.4 DC DN”です。
その軽さと価格からは想像できないほどの写りを見せてくれるレンズで、一本手元に置いておいて損のないレンズです。
個人的には”NOKTON 42.5mm F0.95”の控え選手という印象があるため、それほどの出番はなさそうですが、気軽に撮影する場合のお供にはもってこいのレンズですので、ちょこちょこ使っていきたいと思います。
マイクロフォーサーズをお使いの方で、F値の明るいレンズをお探しの方には価格という面で強くオススメできるレンズとなっています。
しかし、パナライカはもちろん魅力的なレンズであり、パナライカも十分に安価なレンズではありますので、十分に検討して見る必要はありそうです。
ただ、シグマ好きな方であれば、このレンズも間違いなく気にいるはずですので、その点は安心して購入して問題無いと思いますよ。

以上、『OLYMPUS OM-D E-M1に”SIGMA 30mm F1.4 DC DN”を購入したのでファーストレビューする』でした。