チューニング前の「HATSU(初)」は視聴していないのでわかりませんが、この「HATSU-Pro」はダメです。3,800円で販売してはダメです。
売り切れ前に入手することをお勧めします!
付属品は(初)に比べ少し寂しい感じがします。それは「音質変更用フィルター
」がない事です。
もちろん、チューニングにより完成された音と思えば、フィルターを張り替える必要もないとも言えますし、実際必要ないと感じました。
本体はとても小さな真鍮の筐体で、8mmのダイナミックドライバー一発の構成。真鍮の重量感はあるものの、耳へのおさまりは良く、長時間の装着も全く苦にならず。
また、中華イヤホンでは一般的ともいえるシェア掛けでもないため、つけ外しも容易です。
ステムにはフィルターが見られ、メッシュの細かい銀フィルターの上に、黒フィルターが付いているように見えます。
銀、黒の組み合わせは、他のダルマオーディオのイヤホンでも基準となっているようですので、この組み合わせがベストなのでしょう。
背面にはベントがしっかりとあり、こちらにも一見してフィルターが付けられています。
開放型をうたっているだけあり、音楽再生時に耳を近づけると、しっかりと音が抜けているのがわかります。電車等での大音量には注意が必要です。小音量ではもれませんけどね。
肝心の音質はまだまだエージング前の箱出し状態ですが、それを加味しても素晴らしいの一言です。
ハッキリ言って、5,000円未満ではマストでしょう。
同社のT-500Proに全く負けてないんですよ、、、ええ。
中低音が音の中心になりますが、刺さりのない高音もしっかりと主張してきます。
解像感も高く、曇りはありません。
音場は若干狭いですが、それも極端ではなく。
小さな筐体からとんでもない音が出ます。
唯一、リケーブルできないのがなぁ。
断線が怖いところです。
あと、「HATSU-Pro」には未発売のイヤーピース「Bee」が付属しています。
が、もう1種類付属していたイヤーピースが秀逸です。
ダルマオーディオのイヤーピースには名前が付いているものが多いのですが、こちらのイヤーピースの名前はわかりませんでした。
ただ、これまでメインのイヤーピースであった「final Eタイプ CLEAR」を超えてきました。完全にメインイヤーピースに格上げです。
こういう安くておいしいイヤホンに出会えるからこそ、イヤホンが増える一方でもあるのですね。