リケーブルを中心に展開していた「TRIPOWIN」
ケーブルメーカーのイヤホンともいえる「TRIPOWIN TC-01」を購入しましたので、ファーストインプレッションを掲載したいと思います。
1DDのシンプルは構成のイヤホンですが、各所の評価が面白いちょっと変わったイヤホンです。
元気なイヤホンを探している方にはおすすめできるイヤホンです。
TRIPOWIN TC-01 ファーストインプレッション
付属品等
本体は2色展開で、紫と銀。
このイヤホンの音質の特徴から奇抜な紫が圧倒的な人気色となっています。
私が購入したのももちろん紫色です。
パッケージは中華イヤホンとしてはごく普通で、ペラペラではないボックスタイプ。
箱を開けるとイヤホン本体が鎮座しています。
イヤホンの下の箱には付属品一式が入っています。
付属品は低価格イヤホンとしては一般的な内容です。
ケーブルとイヤーピース3種類、持ち運び用のポーチとなぜかポーチのストラップ
ポーチ用のストラップは非常に珍しいですが、まぁ使いませんよね。
視聴環境
・イヤーピースは「final Eタイプ CLEAR」
自分の耳に合ったイヤーピースは本当に大切です。
・ケーブルは「NICEHCK GCT4」4.4mm バランス接続
コスパ最強ケーブル!安くて高音質、変な味付けをしないブースト系ケーブル。
どんなイヤホンを買うより、まずは視聴環境を整えることが重要と知るキッカケとなったもの。
・音源は誰でも聞ける「YouTube」
しかし音源へのこだわりは今のところなし、だってYouTubeで十分高音質を楽しめますので。
音質
今回は、エージングをしていない箱出し状態のファーストインプレッションです。
一般的にダイナミックドライバーはエージングをすることで音質が安定するといわれていますので、後日エージング後のレビューもしてみたいと思います。
音質に関しては、一言でいうと中高音重視の元気なイヤホンです。
全体的に見通しの良いスッキリとした寒色の音で、曇りは感じられません。
とくに、高音域が透き通り、刺さりをギリギリに抑えた気持ちのいい音がします。
また、その高音域に負けないほどの中音域がボーカルをしっかりと際立出せてくれます。
どちらかというと女性ボーカルが映える音質です。
低音域は控えめで、体に響くようなものはありません。ただ、これは低音重視のイヤホンと比較しての話で、初めての中華イヤホンであれば驚くほどの量感に感じられるでしょう。
音場は狭めです。音が密集している印象が強く感じられます。
定位はしっかりしており、音の分離感も素晴らしいです。
全体的に音が元気よくなるため、様々な音を感じるにはうってつけの音質です。新しい音の発見が捗ります。
これらはDACでの印象になります。
手持ちのスマホに3.5mmアンバランス接続したところ、音がぼわつき、反響もひどく、とてもお勧めできないものになります。
とはいえ、スマホ直刺しでおすすめできるイヤホンは数少ないのですが。
評価
スッキリとした寒色系イヤホンで、高音が好きな人にはおすすめできるイヤホンです。
楽しい高音と中音のために低音が目立たないので、低音好きにはちょっと・・・かもしれません。
ただ、エージング後には低音が落ち着くと思いますので、再評価される可能性があります。
しばらく聞きこんで再レビューしてみたいと思います。
高音:☆☆☆☆☆(5)
中音:☆☆☆☆★(4.5)
低音:☆☆ (2)
音場:☆☆ (2)
定位:☆☆☆☆ (4)
評価:☆☆☆☆ (4)